1600円でPS4コントローラー「DUALSHOCK4」のバッテリーを自分で交換する方法
プレステ4の純正コントローラー「DUALSHOCK4」はワイヤレスで使えて大変便利ですが、最近バッテリーがすぐになくなり、ほぼ毎日充電しなければいけないことがストレスになっていました。我が家のPS4は購入して3年ほどですが、コントローラーのバッテリーの寿命がきたようです。コントローラーの買い替えを検討しましたが、純正品は定価で6600円ほどで現在は入手困難でさらに高いプレ値で取引されているようです。
タイミングによっては定価で販売していることもあるので、定期的にウォッチして値段が下がったタイミングでゲットしたいですね。
とはいえバッテリーの寿命がきてしまっているので、できる限り安価に改善できる方法として、今回は思い切って自分でバッテリー交換することにしました。実際にやってみて、難しい部分、コツがいる部分が多々あったので、できるだけ詳しく記事にしてみました。
「DUALSHOCK4」バッテリー交換の詳しい手順
PS4コントローラー「DUALSHOCK4」の分解・バッテリー交換の手順を写真を交えて説明します。
(注)今回説明するプレステ4の純正コントローラー「DUALSHOCK4」は後期型とよばれるもので、型番はCUH-ZCT2Jとなります。
コントローラー裏側のネジを4つ外す
コントローラーの裏側はこんな感じ。
使う道具はパーツオープナーとプラスの精密ドライバー。この2つは色々なことに使えて、道具としての品質も申し分ないので本当におすすめ。コスパ最強!
4箇所ネジを外します。ネジは小さいのでトレーなどに入れて、なくさないように注意しましょう。
コントローラーの外装を2つに割る
ネジを外したら、いよいよPS4コントローラーの外装を表と裏の2つに開きます。
表裏の外装は4つの爪でロックされているので、まずは爪の位置を写真で確認していきましょう。
下部のPSボタンのちょうど真下あたりに爪が2つ付いています。このツメは比較的浅くひかかっているので、下部から分解していくのが良さそうです。
上部の両サイドにも爪があります。上側の外装の爪が下側の外装の穴にしっかりと嵌りロックする構造になっているので、分解するときに力を加えると、かなりの確率で爪か穴が割れることになります。たとえ割れたとしても、最終的には4本のネジでしっかりと固定されるのであまり気にしなくても良いでしょう。
『それでは実際に分解していきましょう!』
まずは下部のグリップ部分を手で持ち、外装の上側を持ち上げるようにして、少し隙間をつくります。
その隙間にパーツオープナーを差し込み、パーツオープナーを下から上に動かします。
するとテコの原理で、上側の外装が持ち上がります。
下が開いたら、次は両サイドの爪部分をこじ開けます。LRボタンの隙間からパーツオープナーを差し込み、グリグリとこじっているとパチンと音がして爪が外れます。前述した通り、ここの爪はかなり固くロックされているので、力技になってしまいます。多少傷が付いたり、爪が割れたりするのは致し方ないかと思います。
爪が割れたとしても、ネジを4本締めればしっかりと外装が固定されるので安心してください。
そうするとこのように2つに割ることができるので、丸印の2つのコネクタを外します。
まずは、上下で繋がっているコネクタを外しましょう。指で摘んで外してOKです。
バッテリーのコネクタは少し硬いのでゆっくり力を入れて外しましょう。
PS4互換バッテリーに交換
新しいバッテリーのコネクタを接続。コネクタの形状を確認して正しい向きに差し込みましょう。
※しっかり奥まで差し込まないとバッテリーの破損に繋がりますので注意しましょう。
バッテリー交換完了しました。バッテリーは純正品ではなく、互換品なのでサイズが微妙に違いますが、そのまま外装を元に戻しても問題ありませんでした。
交換に使用したバッテリーは『ロワジャパン SONY対応 PS4 コントローラー 日本版 CUH-ZCT2J シリーズ 専用 LIP1522 互換 バッテリー【PSE基準検品】2000mAh 大容量』という互換性のあるリチウムイオン電池です。
PS4 ワイヤレスコントローラー DUALSHOCK 4 (日本版)
CUH-ZCT2J、CUH-ZCT2J11、CUH-ZCT2J12、CUH-ZCT2J13、CUH-ZCT2J14、CUH-ZCT2J15、CUH-ZCT2J16、CUH-ZCT2J17、UH-ZCT2J18、CUH-ZCT2J19、CUH-ZCT2J21、CUH-ZCT2J22、CUH-ZCT2J23、CUH-ZCT2J24、CUH-ZCT2J25、CUH-ZCT2J26、CUH-ZCT2J27、CUH-ZCT2J28、CUH-ZCT2J29、CUH-ZCT2J30
※ 本製品は日本版コントローラーにのみ対応します。
※【海外版 CUH-ZCT2 シリーズ】には対応できません。出典:Amazon商品ページ
SONY純正品ではありませんが、販売元のロワジャパンは過去にSONYのデジカメ用の互換バッテリーを使ったことがあり、個人的に信頼している会社だったりします。
コントローラーの外装を元に戻す
あとは上下の外装をパチンとはめ込み、4つのネジを止めるだけですが、注意点が1つあります。
上側の外装に丸印の透明のプラスチックパーツがあるのですが、外装を元に戻すときに注意しないと割れる恐れがあります。
私は不注意で割ってしまったので、瞬間接着でくっつけました(泣)。
透明のプラスチックパーツを差し込むスリットがあるので、そこに差し込んでから、上下の外装をパチンとはめ込みましょう。
「DUALSHOCK4」電池交換をしてみた感想
いかがでしたでしょうか。できる限り詳しく説明したつもりですが、うまく伝わりましたかね(汗)。
実際にバッテリー交換してみた結果、今の所問題なく使えております。ロワジャパンの互換バッテリーはSONYの純正バッテリーと比較して容量が約2倍なので、電池の持ちが良くなり充電する頻度が減ったのが一番のメリットですね。外装の殻割りが少し難易度が高いですが、使う道具も精密ドライバーとパーツオープナーだけなので、PS4の純正コントローラーが入手困難な現在、やってみる価値は十分あると思います。
お手軽に済ませたい方は安価なdualshock4の互換コントローラーを試してみると良いかもしれません。
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