【防災の日】携帯する防災グッズ。プチプラで揃えやすい防災ボトルの中身をご紹介します。
9月1日は「防災の日」ですね。みなさんはなにか準備されていますか?
我が家では思いついたものをどんどん詰めこんだだけの防災リュックしかなかったため、今年こそはと対策を見直すことにしました。
防災グッズとひとくくりに考えると、何をどれだけ揃えればいいのかわかりづらかったので、①携帯用(ボトル)、②持ち出し用(リュック)、③備蓄用(コンテナ)の3つに分類して考えてみます。今回の記事では①の携帯用として、警視庁のTwitterで話題になった「防災ボトル」を我が家流にアレンジしてご紹介させていただきます。防災ボトルは軽量でコンパクトなので、会社に”置きボトル”したり、バッグに常に入れておいたり、車に載せておいたりと色々な使い方ができそうです。そのままハイキングやキャンプのお供にするのもアリだと思います。容器に入る分だけという制約があり、防災グッズの準備としてはとっつきやすいと思うので、気になった方はぜひチャレンジしてみてください。
コンセプト
我が家の防災ボトルのコンセプトは、「外出先で被災し帰宅困難になってしまった際の、1〜2泊しのぐための装備」。不安感でアレもコレも入れたくなりがちですが、コンセプトを決めた方が中身を絞りこめるのでオススメです。
使用したボトル
とあるイベントで配布されていて、運良くもらうことができました。このボトルがきっかけとなり、オリジナル防災ボトルを作ろうと思ったので、本当に良い機会をいただきました!
防災ボトルの中身
ハシカンと私とで中に入れたいものが違ったので、ハシカンボトルとミエリボトルの2種類をご紹介します。
まずはハシカンボトルから
(※1〜9は2人共通のアイテム)
- アルミブランケット
- 手ぬぐい(25×67cm)
- テレホンカード
- 緊急連絡カード
- 現金
- 絆創膏
- 塩羊羹(画像だと1個に見えますが、2個です)
- ホイッスル
- キーライト
- カラビナ
- マルチツール
- アウトドアコード
(総重量:249g)
アイテム詳細
・アルミブランケット:
防災ボトルに付いていたもの
・手ぬぐい(25×67cm):
何年も前になりますが、ペットボトルのお茶「伊右衛門」にオマケで付いていたもの。普通の手ぬぐいより小さめで、ボトルに最適のサイズ感でした。止血に使用したり、火災時に口を覆ったりと色々使い道が考えられます。
・テレホンカード:
スマホが繋がらない場合でも、公衆電話が使えるように入れています。
・緊急連絡カード:
自作しました。スマホの電源が落ちても安否の連絡ができるように、ハシカンとミエリお互いの携帯番号と実家の番号を記載します。本人情報も載せておくことで、救助された際に身元がわかるようにしておきました。折れ曲がらないように、100均で購入したトレーディングカード用のスリーブに入れています。
・現金(1200円):
非常時はキャッシュレス決済が使えない可能性もあるため、現金も用意しました。小銭は自販機の飲み物購入と、テレカが使えない公衆電話の使用も想定して、100円、50円、10円玉×5枚を入れました。
・絆創膏(2枚):
「カインズ 防水ばんそうこう 100枚入り」 税込198円
水に強いところが気に入り普段使いしているものを入れました。
・塩羊羹(2個):
「かし原 塩羊かん 10本入」税込248円(ヨドバシカメラのオンラインストアで購入)
非常食でいうと5年間保存できる「井村屋のえいようかん」が定番ですが、ボトルに入れるには大きすぎるため断念。また塩羊羹だと夏場の熱中症対策にもなるため、こちらの味を選びました(他には本煉と栗味があります)。一口サイズで、手で直接触れることなく手軽に食べられます。あっさりした甘さで食感も固すぎないため喉が渇くような感じもなく、とっても美味しかったです。購入先は、スーパーかヨドバシカメラがおすすめです。
ちなみに「かし原の塩羊かん」の賞味期限は約1年ですが、入手しやすいため、デメリットには感じません。個人的にはえいようかんを5年間管理するよりお手軽に感じました。
・ホイッスル:
家にあったもの
・キーライト:
セリアの「ソーラー充電式 LEDキーチェーンライト」税込110円
結構明るいのと、何より電池がいらないところが便利です。電池が空っぽの状態で放置すると内蔵蓄電池が劣化するようなので、ボトルの一番外側に入れて光が当たるようにしています。
・カラビナ:
Amazonで15個セットを購入(100均より単価が安いのでおすすめです)。カラビナがあれば、防災ボトルをリュックやベルトループに付けることも可能です。
・マルチツール:
「ビクトリノックス マルチツール クラシックSD」
パラコードを切断したり、ケガの手当の際に手ぬぐいを切り裂いたりと色々使えると思います。ハサミも付いているので、避難先での不便解消にも。
・アウトドアコード:
セリアの「パラコードブレスレット」税込110円
緊急時にはほどいてロープとして使用できます。
続いてミエリボトル
(※①〜⑨は2人共通のアイテム)
- アルミブランケット
- 手ぬぐい(26×69cm)
- テレホンカード
- 緊急連絡カード
- 現金
- 絆創膏
- 塩羊羹(画像だと1個に見えますが、2個です)
- キーライト
- ホイッスル
- レインポンチョ
- ビニール袋
- 耳栓
- アルコール消毒綿
- マウスウォッシュ
(総重量:244g)
アイテム詳細
ハシカンと重複しているものは割愛します。
・ホイッスル:
家にあったもの。セリアやキャンドゥで類似品が購入できます。笛の内部に緊急連絡先などを記入できる紙が入っています。
・レインポンチョ:
ダイソーの「携帯用コンパクトレインポンチョ」税込110円
緊急時は体温保持が重要になるため、レイングッズも入れました。
・耳栓:
AmazonでMOLDEXのお試しセットを購入。1組あたり60円ぐらい。
音を遮断するとかえって危ない場合もありますが、体力回復のためきちんと睡眠できるように耳栓を入れました。
・アルコール消毒綿::
セリアの 「アルコール消毒綿 10包入」税込110円
ハンドジェルやアルコールスプレーも検討しましたが、よりコンパクトでキズの消毒にも使える消毒綿を選びました。
・マウスウォッシュ:
ダイソーの 「乳酸菌でスッキリ L-8020 携帯用マウスウォッシュ 低刺激タイプ 3本入」税込110円
初めは歯ブラシを検討しましたが、口をすすぐ水が確保できない場合も想定し、マウスウォッシュにしました。
まとめ
いかがだったでしょうか。防災グッズについてはこれまでも考えてはいましたが、イベントで防災ボトルをもらったことで、今回はあらためてじっくり考える良い機会になりました。コンセプトを決めたり、使うシチュエーションを想像すると、今まで思いつかなかったアイテムを思いついたり、なんとなく入れていたものが不要になったりして興味深かったです。冒頭でお話しした②の持ち出し用(リュック)と③の備蓄用(コンテナ)はまた別の機会にご紹介できればと思います。
ではまた別の記事で。