中国製と侮るなかれ、セルフカット歴20年が認めたコスパ最強バリカンHatteker

2022年8月28日コスパ最強,家電,ハシカン

バリカンと付属品一覧

こんにちは。チープ・シック・リビングのハシカンです。

今回は中国製の安価なバリカンがどこまで使えるのかレビューしたいと思います。Hattekerというまったく聞いたことのないブランドですがフィリップスやパナソニックと比べても遜色ないことが分かりました。
それでは徹底レビューをどうそ!

私のセルフカット歴

現在40代前半のハシカンはセルフカット歴(坊主歴)約20年のベテランと自負しております。
これまでパナソニックの低価格モデルを2台使い続けてきましたが、この度2台目の寿命が来てしまい新たにバリカンを新調することにしました。

3台目もパナソニックにしようと考えましたが、最新モデルのスペックを見てみると10年ほど前に購入したモデルからほとんど進化していないことが分かり、思い切って一から選び直すことにしました。

初めての中国ブランドバリカンHatteker『ハテッカー?』

360mybestなどのレビューサイトを読み漁り、たどり着いたのが、これまでまったく選択肢になかった中国ブランドのバリカンでした。

製品紹介

購入モデル

ブランド:Hatteker
モデル:RFC-690
製造国:中国
購入場所:Amazon
購入金額:2786円(2020年11月時点)
保証期間:1年

スペック・機能・付属品

ヘッド機能

  • バリカンヘッド
  • ヒゲトリマーヘッド
  • 高性能トリマーヘッド

長さ調整機能

  • バリカン本体での調整(0.5mm、1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mm)
  • ガイドコーム6種類(3mm、4-6mm、7-9mm、10-12mm、16-18mm、22-24mm)
  • 高性能ガイドコーム(3/4/5/6/7/8mm)※ヒゲトリマー、高性能トリマー用

バッテリー性能

  • リチウムイオン電池(1200mAh)※予備バッテリー付き
  • 充電時間(90-120分)
  • 使用時間(150分)
  • USB充電 ※USBケーブル、充電アダプタ付き

防水性能

  • 水洗い可能 ※お湯は使用不可

その他付属品

  • スタンド ※充電機能なし
  • 保護カバー
  • クリーニングブラシ
  • 収納袋

2000円台でこれだけ豊富な付属品、予備バッテリーもついていることに驚きました。まさしくコスパ最強!コスパモンスター!

Hattekerについて

中国家電ブランドあるあるですが、まず読み方が分からない。『ハテッカー?』
Hattekerは電動バリカン中心に小型家電を主にオンラインで販売する中国の中小企業のブランドで『ハテカー』と読むようです。2012年設立で中国の企業信用スコアでAAAを取得している中堅企業のようです。
製造メーカーではなく販売会社ですね。製造元については調べても出てきませんでした。

3つの特徴とパナソニックとの比較しての使用感

水洗い可能・防水でお風呂場で使用できる

バリカンの充電部分
蓋裏にパッキンあり

私のバリカンの使い方は、週1回お風呂場で坊主にします。ですので防水が必須でした。この点についてはパナソニックと同等です。
防水性能についてですが、取扱説明書を読むと本体まるごと洗えるかのように記載されています。確かにバッテリー収納部分はねじ込み式の蓋でパッキンもちゃんとついていますが、少し怖いので私は刃の部分だけ洗うようにしています。お風呂場内で使うぶんには全く問題ないです。

リチウムイオンバッテリーで長時間使用できる

バリカンのLED表示

一番の違いを感じたのはバッテリーの持ちです。パナソニックはニッカド式バッテリーで、今どきニッカドってどうなの?と感じていたので、スマホのバッテリーなどでおなじみのリチウムイオンバッテリーであることに惹かれました。結果として大正解。1回の充電で約150分使えるので、私の使い方だと1回10分、月4回の使用で4ヶ月ほど持ちます。更に予備のバッテリーも付いてるのがすごい!また電池の残容量もLEDで見やすいのもありがたいです。パナのバリカンを使っていたときは長年使っていたこともありバッテリーが弱っていたせいで、髪をカットしている最中に電池がなくなることがあり、途中で充電ケーブルをつなぎ、充電しながらカットしていました。ロングバッテリーのおかげでそのストレスから解放されたのは大きいです。ちなみにHattekerも交流式なので充電しながら動作させることができます。

バリカンの充電部分

さらにUSB充電なのでお手持ちのスマホ用充電アダプターから充電できたり、モバイルバッテリーからも充電できるので出張先で使うなんてこともできます。

なめらかな刈り心地

バリカンの刃の比較

肝心の刈り心地ですが、私はアタッチメントなしの0.5mmでカットするのですが、深剃り加減はパナソニックに軍配が上がります。ただパナのときは深剃りすぎて皮膚を削られている感覚があったので、Hattekerのほうは地肌に優しい感じで十分に短くなるので満足しています。刃がステンレスとセラミックでできているので滑らかな刈り心地を実現できているのではないでしょうか(ヒゲトリマーヘッド、高性能トリマーヘッドはステンレスオンリー)。1年ほど使っていますが耐久性も問題なさそうです。
使用後に100円ショップの万能油を刃の部分と可動で擦れる箇所に挿してメンテナンスしています。

どれを買えば良い?中国ブランドバリカン種類ありすぎ問題

Amazonを覗いてみると中国ブランドの似たようなバリカンが乱立しています。私の予想ですが、どのブランドも自社生産ではなくOEMで同じ製造メーカーがつくっているため、同じような外観、機能、付属品なのだと思います。
ですので、どれを買っても大差はないと思うのでブランドの信頼性で選ぶのが良いと思います。レビューの数は信頼性の目安にはなりますが、検品体制のしっかりしている日本メーカーと違い不良品に当たる可能性もあるため、保証や返品交換については事前に確認しておいたほうが良さそうです。
また、Amazonプライム対応でAmazonが発送元になっていると返品交換の際、Amazonがきちんと間に入ってくれるのでやり取りがスムーズです。さらにAmazon’s Choice商品を選べば完璧でしょう。
Hattekerは企業信用スコアでAAAを取得しており、製品には1年保証がついていて、商品説明欄にも不良品の対応について記載されています。さらにRFC-690はAmazon’s Choice商品に選ばれているので、他の中国ブランドのバリカンと比べて多少高くても安心感がありますね。

Hattekerと同等品と思われる商品で、評判の良いもの。セールで安くなっていればこちらもおすすめ。

まとめ

坊主限定での使用感にはなりますが、HattekerのRFC-690は切れ味とバッテリーの持ちの良さで大満足しています。説明書の不親切さや検品の甘さなど細かいところで気になるところはありますが、圧倒的なコスパで家電は日本製が優れていると言う考えを改める良いきっかけになりました。節約目的やステイホームでなかなか散髪屋さんに行けずセルフカットを迷われている方、お子さんのヘアカットを検討されている方、最初の1台にいかがでしょうか?