【掃除に追われるストレスを軽減】82種類の掃除を計画的にこなす!年間掃除計画表の活用法
もうすぐ10月ですが、なんと2023年に入って初めての投稿です(!?)今回は、昨年末から温めていた「大掃除ができない&なんなら普段の掃除もうまくこなせていない問題をなんとかしよう」というトピックです。
私自身、昨年末は初めこそ「今年は大掃除をやるぞ」と意気込んだものの、途中からは自分を追い込むこともやめて、結局やらずじまい。「1年のどこかでやればいいんだから」と自分に言い聞かせつつも、それが原因で少しモヤモヤしました。
実のところ、大掃除以外でも後回しにしてしまうことがたくさんあって、何とかしないとと感じていました。毎日忙しく動いているつもりなのに、「あ、あそこの掃除がまたできてない」「もう1週間もたったの?また掃除しなきゃ」と家事に追われることに疲れ果てていたんです。
というわけで、2023年は新しい家事の仕組みを試すことにしました。それがタイトルの『年間掃除計画表』です。目的は「掃除を適切な頻度でこなすこと」で、結果的に年末の大掃除もしなくて済む予定です。結論を先に言うと、この計画表を導入してから、以前より掃除がこなせるようになったという実感があります!
こんなお悩みありませんか?
以下は私が抱えていた悩みです。
done_outline うっかり忘れてしまう掃除がある。
done_outline 決まった頻度でやりたいのに、前回いつ掃除したかを忘れてしまう。(掃除ごとに頻度が違うので把握するのが大変)
done_outline 「気づいたらやる」が苦手
結論:年間掃除計画表で悩みを解決!
実際に年間掃除計画表を導入してみて、得られたメリットはこんなにあります。
done_outline うっかりやり忘れがなくなる。
done_outline やり終えたことが記録に残り、達成感が得られる。
done_outline 終わった掃除は忘れてしまえる。
done_outline 決まった頻度で行える。
とにかくなにも覚えておく必要がないので、頭の中がスッキリします。
おすすめの参考書籍
年間掃除計画表のアイデアは、こちらの書籍を参考にさせていただきました。
leaf 河内智美 「明日の私を助ける 家事貯金 「忙しい」をなくす少しの工夫」, KADOKAWA, 発行年:2018年
大掃除を解体して年間に割り振ってしまうメリットは、余計なことを考えなくてもいいこと。自分の都合に合わせて決めた場所を掃除し、日付を埋めていけばいいので、掃除忘れもなくなります。さらに、この掃除貯金によって、忙しい年末にゆとりが持てるようになります。
(出典:leaf 河内智美 「明日の私を助ける 家事貯金 「忙しい」をなくす少しの工夫」)
Amazonのページを見るとレビュー自体が少なく、自分のライフスタイルに合うかどうか判断が難しいかもしれません。ただ私にとっては★5つの本でした!もちろん我が家には合わないと思うテクニックも中にはありましたが、これまで手に取ったどの家事本よりもしっくりきました。
年間掃除計画表をつくる
表を作るというと、苦手意識を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。実際手間はかかりますが、1度作ってしまえばその達成感たるや!私は表を作っただけで、家事の半分が終わった気さえしました(笑)
表作りは、以下のような手順となります。
・掃除の棚卸し→頻度を決める→テンプレート作成→表に入力→表の出力
掃除の棚卸し
表作りの下準備として、まずは掃除の棚卸しをする必要があります。棚卸しを一番にやる理由は、全体と各場所のボリュームを把握しておいた方がテンプレートを作りやすいからです。私は、A4用紙に思いつくまま書き出していきました。条件としては、毎日はやらないけれど定期的にやる必要のある掃除です。我が家の場合は、全部で約82種類ものボリュームになりました。
カーテンの洗濯や服の虫干しは掃除ではないと思いますが、うっかりやるのを忘れてしまいがちなので、リストに含めました。
頻度を決める
次に、掃除をおこなう頻度を決めていきます。
- 月に1〜4回
- 2ヶ月に1回
- 4ヶ月に1回
- 半年に1回
- 年に1回
上記の頻度の分け方は、「明日の私を助ける家事貯金」のマネをさせていただきました。
例)シャワーヘッドの掃除は月に1回、お風呂の防カビくん煙剤は2ヶ月に1回、カーテンの洗濯は半年に1回など。
頻度は棚卸しのリスト(各掃除の横)に書き込んでおくと、後で入力がしやすくなります。コツとしては、頻度は低めに設定しておくこと。最初から完璧な掃除を目指さないことが重要です。理想の頻度が「月に4回」だとしても、あえて「月に2回」におさえておきます。まずは1つずつ着実にこなして、達成感を得ていくことの方が大事だからです。
テンプレート作成
次に、表のテンプレートを作ります。
「明日の私を助ける家事貯金」でははっきり見える計画表の画像がありません。わかるのは横軸に頻度・縦軸に1月〜12月が入っており、A4用紙1枚に収まっているということです。私の場合はガラッと形式を変えて、2つの表に分けました。項目の数にかなり個人差が出ると思うので、ご参考程度になさってください。
<表①:毎月おこなう高頻度の掃除(月に1〜4回)>
こちらはデータとしては年間共通ですが、1〜6月用と7月〜12月用とで計2枚のプリントアウトが必要になります。
<表②:年に数回おこなう低頻度の掃除(2ヶ月に1回、4ヶ月に1回、半年に1回、年に1回)>
表に入力
棚卸し・頻度決め・テンプレ作成という大仕事が終わったら、次は各項目を表に入力していきます。
入力のコツを2つご紹介すると、
- 負担を分散すること。苦手な掃除が同じ月に固まらないようにしました。
- あまり考え込まないこと。この段階でじっくり考えたとしても、実践してみると必ず変更が生じます。表は随時アップデートできるため、気軽な気持ちで入力していきます。
リストアップした掃除のうち、月に1〜4回おこなうものを表①に場所ごとに並べ、1〜4回のいずれかを回数の欄に入れていきます。これで表①は完成です。
表②は頻度の高いものから先に埋めていくだけです。例えば、2ヶ月ごとに防カビくん煙剤を設置したい場合は、1月・3月・5月・7月・9月・11月の欄に入力していきます。気にすることは負担の分散と、適切なタイミングを選ぶことぐらいです。たとえば、カーテンの洗濯や洋服の虫干しの場合は、花粉や梅雨の時期を避けています。
表の出力
我が家にはプリンターがないため、完成したデータ(エクセルをPDFに変換しておく)をUSBメモリに入れて、コンビニでプリントしました。表①は年間で計2枚必要ですが、変更を加える可能性がかなり高いので、まずは1枚だけにしておいた方がいいでしょう。
運用方法
目立つところ(我が家は冷蔵庫)に表を貼り付けて、記入するペンも表のすぐそばに用意。あとはあてはまる月だけを見て、掃除をおこなった日付を記入していくだけです。月に1回のものは、日付を1つ記入した時点でその月は終了。もう考えなくていいという印で傍線を引いてもいいですね。
高頻度の表は画像のように折りたたんだ方が使いやすいかもしれません。リストアップし忘れている項目があった場合は、余らせておいた行に手書きでメモしておけば、次のアップデートの際に反映させることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まだ年間掃除計画表の仕組みを取り入れて間もないですが、なんとかリストアップした項目は一つずつこなせています。もちろん目的達成がなによりの収穫ですが、無限にあるかのように感じていた掃除が実際は82種類だと数値で把握できたことがよかったです。今までは82種類のことを頭の中だけでやりくりしていたわけで、掃除に追われるような気持ちになっていたのも仕方がない気がします。また今月やることだけを考えればいいので、私は気分的にずいぶん楽になりました。エクセルでの表づくりがネックとはなりますが、私のように考えごとが多い方にはおすすめの方法です。今後も計画表に少しずつアップデートを加えながら、続けていこうと思います。
ではまた別の記事で。