【節約】TIMEXオリジナルキャンパーの電池交換を自分でやる方法
前回はTIMEXの定番アナログ腕時計キャンパー(T41711)の電池交換について記事にしました。今回は第2段ということで、オリジナルキャンパー(TW2P88400)の電池交換について説明します。キャンパーに比べるとちょっと難易度が高く、裏蓋の開け方にちょっとしたコツがいるので参考になれば幸いです。
日本企画で蘇ったオリジナル(ベトナム)キャンパー
TIMEX オリジナルキャンパー TW2P88400
1990年代に発売された第2世代のキャンパーは非常に人気のモデルとなりましたが、マニアックな日本人からより古い1980年代のベトナム戦争時代のキャンパーの復刻が望まれました。そして2015年に日本企画でオリジナルのベトナムキャンパーを復刻させようという取り組みが始まりました。復刻に際して、TIMEX本社は当時の設計図などを保管していなかったことから実物を元に3Dスキャナなど最新の機器を駆使して忠実に再現されました。ケースサイズは第2世代より2mm大きい36mmでドーム状の風防がぷっくりしていて可愛らしいです。
オリジナルキャンパーは個人的には第2世代と比べるとよりシンプルで時計らしいデザインが気に入っています。ただ、もともと戦地で壊れたら使い捨てる前提のモデルなので、電池交換がやりにくいというデメリットがあります。
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オリジナルキャンパーの電池交換の手順を詳しく解説
裏蓋の開け方が難しい!
ネジを外すだけで裏蓋が取り外せる第2世代キャンパーと違い、オリジナルキャンパーの裏蓋ははめ込み式になっていて、ここから開けてと言わんばかりのツメがついています。しかし、これが罠でツメにマイナスドライバーを差し込んでこじ開けようとしたら、見事にツメが割れました(悲)。
↓これは駄目。割れたツメは接着剤でくっつけました(無念!)。
そこで、ガンプラの仮組みなどでも使われるパーツオープナーを使いました。
パーツオープナーをツメの際から差し込み、捻りながらテコの原理で少しずつこじ開けます。本体がプラスチックなので多少傷が付きますが裏側で目立たないので良しとしましょう。
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ボタン電池を入れ替える
苦労して裏蓋を開けたら、ボタン電池を交換します。
まずは爪楊枝を使って金属のツメを押さえてボタン電池を外します。
新しいボタン電池を入れるときは慎重に。
ボタン電池を入れ替える際の注意点は前回の記事『【節約術】コスパ抜群のTIMEXキャンパーは自分で電池交換しよう!』で詳しく説明しているのでご確認ください。
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防水ゴムパッキンも交換すれば完璧
オリジナルキャンパーのゴムパッキンは裏蓋の方に付いています。とてもシンプルな構造ですね。
裏蓋のパッキンがハマる部分の直径が29.5mmなのでパッキンは厚みが0.7mmで直径28.5mm〜29.0mmが良さそうです。
ゴムパッキンにシリコングリスを塗り、少し引っ張りながら裏蓋にはめる。
裏蓋をはめたら作業完了!
裏蓋のツメの位置を確認して、力をいれてパチンとはめたら作業は完了です。
オリジナルキャンパーは元々が軍用の使い捨て前提なので、電池交換のことを考えた親切設計になっていないところがデメリットかと思います。しかし、その事も含めての忠実に再現した復刻モデルなので致し方ないところでしょう。ここだけの話、電池交換が難しいためか某フリマアプリで電池切れ品が格安で出品されることがあるので狙い目ですよ。
こちらの記事を参考に電池交換される方は自己自己責任でお願いしますね。
第2世代キャンパーかオリジナルキャンパーか
ハシカンは2本のキャンパーを所有していますが、デザインではオリジナルキャンパーのほうが好きなのでファッションアイテムとして使っています。電池交換が容易で裏蓋がしっかり閉まって防水性が高そうな第2世代キャンパーは仕事用やアウトドア、スポーツ用として使っています。つまり、どちらのキャンパーも最高ということです。