2000円ちょいでストレス軽減!セラミックコートのマルチポット<後編>
前編に引き続き、後編では「コーナン ケトル兼用鍋」の仕様や使用感をご紹介します。
「コーナン オリジナル LIFELEX ケトル兼用鍋1.9L KHK05-3279」
仕様
○サイズ(実寸法):
- ハンドル含む長さ:24.4cm
- 直径:底面 16.2cm/入口 13cm
- 高さ:本体のみ 11cm/蓋あり 15.2cm
※公式サイトでは「約幅140×奥行238×高さ110mm」や「25×15×h15cm」と表記のゆれがありました。もしかしたら個体差があるのかもしれませんので、上記実寸はあくまで参考程度に捉えていただければと思います。
○重さ:本体 542g/蓋あり 747g
○材質:本体 アルミニウム合金、蓋 シリコーン樹脂・強化ガラス、蓋パッキン シリコーン樹脂、つまみ・ハンドル フェノール樹脂、はり底 ステンレス鋼
使ってみた感想
2022年1月に購入したため、使用期間はまだ1ヶ月半程度ですが、現時点での良かった点×5つと残念な点×2つをご紹介します。
良かった点
①汚れがするする落ちる
行平鍋だと長い時間水につけてふやかしてからでないと取れなかったような汚れも、ケトル兼用鍋だとスポンジでするっと気持ちよく落とせます。セラミックコーティングの鍋を使うのは初めてですが、濡らすと水滴がつるーっと走っていくのが気持ちいいです。水をはじくぐらい表面がツルツルだから、汚れもつきにくいんでしょうね。行平鍋だとこびりついてしまうラーメン+落とし卵もやってみましたが、まったくこびりつきませんでした。
ただおもにみそ汁や揚げ物に使用していて、吹きこぼれなどはなかったと思いますが、底面に洗っても取れない焦げ付きのようなものが出来ました。
まぁ直接火にあたるところなので、仕方ないのかなと思っています。使い心地に影響はないため、今回デメリットとしてはカウントしませんでした。ちなみに内側と側面はまだまだピカピカです。
②冷蔵庫に入れやすい
冷蔵庫に入れてみたところ、蓋なしであれば最下段に収まりました。アルミ行平鍋に比べたらラップがくっつくので、蓋がなくても大丈夫です。
持ち手が邪魔することもなさそうで、いい感じ!
③ちょうど良い重さ
我が家のコンロには、3口ともに温度センサー(鍋の重さでへこむタイプ)が付いているのですが、行平鍋(計ってみたら270gでした)のように軽い鍋だとセンサーが押し込めずグラグラしてしまいます。542gのケトル兼用鍋だと空の状態でも安定して置くことができ、鍋だけを置いておきたい場面で助かっています。
④注ぎやすい
購入検討時には特に気にしていなかったことですが、嬉しかったポイント。たとえば煮立てたココアを器に注ぐとき、行平鍋だと高確率でボタボタとこぼれていました。注ぎ口はあるのに、なぜか鍋の側面をつたってしまうんですよね。
一方、ケトル兼用鍋の場合はというと、注ぎ終わったときに数滴たらりとすることはあるかもしれませんが、ボタボタこぼれることはありません。ただ麺類を汁ごと器に移すときは、麺をつたって汁がこぼれてしまうことがあるので、ちょっと注意が必要です。
⑤蓋がカチャカチャしない
蓋の周囲がシリコンでできており、グリップがきくため、寸法的に余裕があってもカチャカチャしません。金属のこすれ音が苦手なため、シリコン素材で音が鳴らないのもすごく助かっています。あとコーナンさんが意図して設計されたのかどうかはわかりませんが、蓋をひっくり返した状態で安定して置けるところに感動しました。
残念な点
①持ち手の穴から水が垂れる
鍋を洗ったあとにコンロに置いておいたところ、びしょびしょと言うほどではないものの、コンロが濡れていました。水の出どころを探ってみると、なんとケトル兼用鍋の持ち手の穴からでした!
洗ったときに水が入ってしまったんでしょう。気になる場合は、穴に水が入らないように気をつけながら洗うか、洗った後は穴に布巾をあてて上下に振るなど水を抜く作業が必要かもしれません。
②入口が狭い
揚げ物をするときに油はねしにくいメリットである反面、おたまを入れると具材が入れづらくなったり、袋麺を入れるのもカツカツだったりします。
そこまでのデメリットでもないですが、想定外だったので挙げておきます。
まとめ
かゆいところに手が届くとはこのこと。低価格でありながら、私にとってまさに理想の片手鍋です。下調べしてから購入しましたが、想定していた使い心地をさらに超えてきたことに驚きです。不思議なことに、コーナンのケトル兼用鍋は口コミやレビューが見つけられませんでしたが、個人的にはかなりオススメです。
セラミックコーティングの耐久性や、いつまでキレイさを維持できるのかなど、なにか変化があれば記事にしようと思います。
ではまた別の記事で。